プロジェクション光学モジュールからスタートした台湾彩光科技公司(Taiwan Color Optics, TCO)は、台湾で設立されて15年、来年1月に米国ナスダック(NASDAQ)に上場することを発表しました。本日(21日)、上場前記者会見が行われました。総経理の張永朋氏は、台湾のAIチップが車載用途と結びつくことで、世界市場で存在感を発揮できることに期待を寄せました。
台湾彩光科技公司 総経理 張永朋氏のコメント:「当社は、半導体設計やIC設計といった高い技術力を要する研究開発に注力しています。将来的には、我々のAI学習チップがADB(適応型ヘッドライト)や光学LiDAR市場において、世界的なシェアを持つことを目指しています。自動運転車市場において、台湾のリーディングカンパニーが5社誕生する可能性があり、非常に大きな市場であると同時に、私たちの願いでもあります。」
台湾彩光は、2024年1月に米ナスダック取引所への正式な上場を予定しており、時価総額5億米ドル規模のユニコーン企業を目指すとしています。台湾の光電(フォトニクス)産業の成長性を評価し、米国在台協会(AIT)や台湾経済部産業発展署の代表者もこの記者会見に出席しました。
報道の出典:
https://www.ntdtv.com.tw/b5/20231221/video/380449.html?%E5%8F%B0%E7%81%A3%E5%BD%A9%E5%85%89%E6%98%8E%E5%B9%B4%E8%B5%B4%E7%BE%8E%E6%8E%9B%E7%89%8C%20%E6%9C%9D5%E5%84%84%E7%BE%8E%E5%85%83%E7%8D%A8%E8%A7%92%E7%8D%B8%E5%89%8D%E9%80%B2